NEXT-ONE Racing が参戦した KART RACE IN SUZUKA 2026、ROK-SHIFTERクラスの公式レースレポート。
鈴鹿サーキットでの白熱したバトル、予選や決勝結果、youtube動画、ドライバーの走りを写真付きで振り返ります。
2026年カートレースインSUZUKA 第1戦 ROK-SHIFTERクラス
■2026年3月15日 ■鈴鹿サーキット南コース(三重県) ■晴れ(ドライ) ■参加台数:13台
8番手から3位表彰台へ|粘り強く戦い抜いた開幕戦
■Driver:TAKUSHI AZUMA
■Engine:VORTEX ROK SHIFTER
■Frame:TONY KART / Racer 401 T KZ
■Tire:VEGA / XH4 – CIK option
■Report:HIROYA AZUMA
■Sponsor:SINFONIA TECHNOLOGY CO., LTD.
■Partner:INTREPID JAPAN
:OTK Kart Japan
:BUB DISEGNO
3年ぶりのシリーズチャンピオン奪還を目指し、今シーズンからメインフレームをTONY KARTに変更して開幕戦を迎えました。事前テストでは思うようにセッティングを詰め切れず、NEWタイヤの特性を十分に引き出せないままレースウイークに入りました。
タイムトライアルでは、スーパーラップをまとめることができず、8番手という厳しい結果となりました。
しかし、予選ヒートでは絶妙なスタートを決め、オープニングラップで一気に3番手まで浮上。さらに2周目には前車をパスし、2番手へポジションを上げました。その後も安定した走りを続けましたが、レース後半に速いペースで追い上げてきた車両の先行を許し、3位でチェッカーを受けました。
決勝ヒートは3番グリッドから落ち着いてスタートし、序盤で2番手へ浮上。トップに迫る場面もありましたが、徐々に差を広げられ、レース後半は3台による激しい2位争いとなりました。数周にわたる攻防の中で一時は4番手まで順位を落としたものの、最後まで諦めずに1台を抜き返し、3位でレースを終えました。
タイムトライアル8番手から、予選・決勝ともに3位まで挽回できたことは、ドライバーの高い対応力と粘り強さによるものです。一方で、チャンピオン奪還を目指すうえでは、フレームとNEWタイヤへの理解をさらに深め、レースウイーク序盤から速さを発揮できる体制を整える必要があります。
表彰台という結果を獲得できたことは前向きな材料ですが、今後のシリーズに向けて課題も明確になった開幕戦でした。
2026年カートレースインSUZUKA 第2戦 ROK-SHIFTERクラス
■2026年6月21日 ■鈴鹿サーキット南コース(三重県) ■晴れ(ドライ) ■参加台数:13台
2戦連続の表彰台|着実な進化と見えた課題
開幕戦で明確になった問題点の改善に取り組み、より上位の結果を目指して第2戦に臨みました。
しかし、タイムトライアルでは本来の速さを十分に発揮できず、6番手という厳しい結果に。今回も予選ヒートでのポジションアップが必要なレース展開となりました。
予選ヒートでは、得意のスタートを決めてオープニングラップで3番手までジャンプアップ。続く2周目に前車をパスして2番手へ浮上し、さらに3周目にはトップを捉えて首位に立ちました。
レース中盤までは後続との差を少しずつ広げながら、安定したペースで周回。しかし、後半に入るとペースを上げた2番手の選手に追いつかれ、パスされた際に失速して一時4番手まで順位を落としました。最終ラップの最終コーナー出口では3番手の選手に並びかけましたが、わずかに届かず、予選ヒートは4位でチェッカーを受けました。
決勝ヒートでは、スタートで2台を抜き、2番手へポジションアップ。序盤から中盤にかけてはトップを上回るペースで走行し、プレッシャーをかけ続けましたが、追い抜くまでには至りませんでした。レース後半はトップとの差が徐々に広がったものの、2番手を守り切り、今シーズン初の2位表彰台を獲得しました。
開幕戦と比較すると、マシンの仕上がりとレース内容は確実に向上しています。一方で、レース後半まで安定した速さを維持することが、今後の重要な課題として残りました。
チャンピオン奪還を目指すうえで、今回の2位は貴重な結果です。予選ヒートでトップを奪った速さを決勝結果につなげられるよう、今回得られたデータを分析し、次戦では優勝を目標に!
2026年カートレースインSUZUKA 第3戦 ROK-SHIFTERクラス
■2025年8月16日 ■鈴鹿サーキット南コース(三重県) ■晴れ(ドライ) ■参加台数:16台
8番手から首位浮上、3位表彰台|ランキングトップで後半戦へ
過去2戦で明らかになった問題点を事前テストで完全には解消できないまま、第3戦を迎えました。
タイムトライアルでは、今回も一発の速さを十分に引き出すことができず、8番手という厳しい結果に。過去2戦と同様、予選ヒート以降での追い上げが必要となりました。
予選ヒートではスタートでわずかに出遅れたものの、オープニングラップで2つ順位を上げて6番手へ浮上。続く2周目には前車をパスし、5番手までポジションを上げました。
レース中盤には4番手争いの集団に加わり、一時は4番手へ浮上しましたが、その後に抜き返される展開となりました。後半は順位を上げることができず、5位で予選ヒートを終えました。
決勝ヒートでは得意のスタートを決め、オープニングラップで一気に2番手までジャンプアップ。続く2周目には前車をパスしてトップに立ち、2位以下との差を少しずつ広げながらレースをリードしました。
しかし、レース中盤以降は後続との差を徐々に詰められ、首位を守り切ることができず2番手へ後退。その後も順位を下げ、最終的に3位でチェッカーを受けました。
今回のレースでは、車両に不安定な挙動が見られましたが、コンディションの変化に合わせたセッティングで十分に対応することができませんでした。その結果、レース後半になるほどドライバーへの負担が大きくなり、序盤の速さを最後まで維持できなかったことが、トップを守り切れなかった主な原因だと考えています。
タイムトライアルでの一発の速さに加え、決勝を最後まで安定して走り切るための「レースに対応したセッティング」が、今後に向けた重要な課題となりました。
優勝には届かなかったものの、今回も表彰台を獲得し、シリーズランキング首位を守ったまま前半戦を終えることができました。
後半戦では課題を改善し、このクラスでの通算15勝目、そして3年ぶりのシリーズチャンピオン獲得を目指します。
2026ROK CUP SUPERFINAL日本代表出場権獲得しました!
2026ROK CUP Shifter SUZUKA Roundランキングポイントリーダーに!
「ROK CUP SUPERFINAL」は、世界各国のROKシリーズで激戦を勝ち抜いたトップドライバーが一堂に集結し、世界一を競う年に一度の国際大会です。イタリアのSouth Garda Karting(サウス・ガルダ・カーティング)を舞台に開催されます。
鈴鹿選手権シリーズ「KART RACE IN SUZUKA」のROK-SHIFTERクラスでは、鈴鹿選手権のシリーズタイトルとは別に、「ROK CUP Shifter SUZUKA Round」のシリーズタイトルも争われます。
2026年は、第3戦終了時点のポイントリーダーに「2026 ROK CUP SUPERFINAL」の日本代表出場権が与えられました。
東拓志は第3戦終了時点でランキング首位を守り、日本代表出場権を獲得。過去には2019年・2020年・2022年・2023年にも代表権を獲得しており、今回で通算5回目となりました。これは最多となる日本代表出場権獲得記録です。
獲得した5回のうち、2019年と2022年には日本代表としてイタリアへ遠征し、ROK CUP SUPERFINALに出場。世界各国のトップドライバーが集う舞台でレースを戦いました。











